2020/8/1 宝塚歌劇団花組「はいからさんが通る」 ~大正浪漫をコミカルで華やかな舞台で味わう~

公演の概要

公演名宝塚歌劇 花組公演 はいからさんが通る
日時2020年8月1日(土) 15時30分開演
会場宝塚大劇場
原作・
脚本・演出
(敬称略)
原作:大和 和紀
脚本・演出:小柳 奈穂子
出演
(一部)
(敬称略)
伊集院 忍:柚香 光
花村 紅緒:華 優希
青江 冬星:瀬戸 かずや
鬼島 森吾:水美 舞斗
上演時間(実際)第1幕 77分(休憩 35分)第2幕 77分 合計 189分

詳細は、公式サイトをご覧ください。

公演のおススメ度

おススメ度5 out of 5 stars
・明るく楽しいお芝居で、明るい気持ちで帰路につける、おススメの公演です。
初鑑賞での
おススメ度
5 out of 5 stars
・華やかなお芝居ですので、観劇が初めての方、宝塚歌劇鑑賞が初めての方でも楽しめます。
どんな人に
おススメ?
・宝塚歌劇が好きな方、原作ファンの方におススメします。
・お芝居が好きでしたら、どなたでも楽しめます。

ポイントごとの感想

演目・大正時代の東京を舞台に、少尉と女学生の淡い恋模様が描かれています。
・コミカルな展開ですので、明るく楽しい気分になります。
団体・
キャスト
・伊集院忍役の柚香さんの、優しい好青年ぶりが舞台上に広がります。
・花村紅緒役の華さんの、活発な女学生、お転婆ぶりはとてもエネルギッシュです。
・青江冬星役の瀬戸さんの、大人の落ち着きと大胆な表現も見所です。
・鬼島森吾役の水美さんの、荒々しさ、野性っぽさには、目を見張りました。
・吉次役の朝月さんの、肝の据わった芸者ぶりは、舞台に緊張感を与えていました。
・北小路環役の音さんの、芯の通った行動力のある女学生が、キラキラしていて魅力的でした。エトワールでの、世界を包み込むような歌声は、耳を楽しませてくれました。
・藤枝蘭丸役の聖乃さんの、歌舞伎の女形役者のおとなしさ表現も、魅力的でした。
・伊集院伯爵役の英真さんの、お茶目さのあるお芝居、伊集院伯爵夫人役の美穂さんの、貴婦人ぶり表現も、見事でした。
・伊集院家の女中・如月役の鞠花さんの怖さ、弥生役の美花さんのキリっとしたたたずまい、ラリサ役の華雅さんのゆったりとした雰囲気、印念中佐役の優波さんのネチネチ表現も印象に残りました。
・原作の世界観を出演者の皆さんがうまく表現されており、大正時代にいるかのような心持ちになりました。
劇場・大きな劇場ですので、出演者を見たいときには前方、全体の広がりを立体的に鑑賞したときには後方を、お勧めします。

全体の感想

大正時代の東京を舞台に、少尉と女学生の淡い恋模様が描かれています。
華やかなで明るいお芝居で、楽しい気分で帰路につけました。
伊集院忍役の柚香さんの、優しい好青年ぶり、花村紅緒役の華さんの、活発な女学生、お転婆ぶりをはじめとして、原作の世界観を出演者の皆さんがうまく表現されており、大正時代にいるような心持ちでした。
北小路環役の音さんの、芯の通った行動力のある女学生ぶり、エトワールでの世界を包み込むような歌声も、印象に残りました。
帰り道にテーマ曲を口ずさみたくなる、とてもお勧めの舞台です。

管理人 について

これまでに多くのジャンルの舞台を鑑賞し、気が付けば1,500公演を超え、多い年には250公演を鑑賞していました。現在では、演劇、ミュージカルから、オペラ、バレエ、そして、歌舞伎、文楽、能・狂言も鑑賞するようになりました。最近では、クラシック・コンサートにも興味を持ち、足を運び始めました。 研究や仕事の合間に舞台を鑑賞することにより、気分が一新され、より研究や仕事がはかどった気がします。時間を融通して劇場へ足を運ぶことにより、心豊かになりました。
カテゴリー: ミュージカル タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です