2020/8/2 劇団四季「リトルマーメイド」 ~恋物語を、迫力ある表現豊かな歌声で楽しむ~

公演の概要

公演名劇団四季 リトルマーメイド
日時2020年8月2日(日) 13時10分開演
会場大阪四季劇場
作曲・作詞
台本・演出
(敬称略)
作曲:アラン・メンケン
作詞:ハワード・アッシュマン、グレン・スレイター
台本:ダグ・ライト
演出:グレン・カサール
日本語版歌詞・台本:藤川和彦
翻訳協力:井筒 節
出演
(一部)
(敬称略)
アリエル:木村奏絵
エリック:大木智貴
アースラ:鈴木釉佳之
トリトン:金本和起
セバスチャン:有賀光一
スカットル:丹下博喜
グリムスビー:田島康成
フランダー:平田了祐
フロットサム:品川芳晃
ジェットサム:八百亮輔
シェフ・ルイ/リーワード:杉浦 洸
上演時間(実際)第1幕 69分(休憩 20分)第2幕 64分 合計 153分

詳細は、公式サイトをご覧ください。

公演のおススメ度

おススメ度4.5 out of 5 stars
・表現豊かな歌声と、美しいダンスで、海中世界がうまく表現されています。
・コミカルな場面も多く、優しい気持ちになれます。
初鑑賞での
おススメ度
4 out of 5 stars
・分かりやすいストーリーですので、初見でも十分に楽しめます。
・比較的シンプルな舞台セットですが、想像力をかきたてられるセットが見物です。
どんな人に
おススメ?
・ミュージカル好きの方、劇団四季ファンの方におススメします。

ポイントごとの感想

演目・海の王の娘である人魚と人間の王子の恋物語。海中世界と地上世界がともにコミカルに描かれています。
・耳あたりのよい曲ばかりで、とても楽しい気分で鑑賞できます。
団体・
キャスト
・アリエル(人魚)役の木村さんの表現力豊かな歌声に、心を揺さぶられました。表情変化も巧みです。
・エリック役の大木さんの落ち着いた王子ぶり、深みのある歌声を堪能しました。
・アースラ(海の魔女)役の鈴木さんの迫力があるお芝居と力強い歌声に、怖さすら覚えました。
・トリトン(アリエルの父)役の金本さんの重厚感ある歌声は聞き所です。
・セバスチャン(カニ)役の有賀さんのお芝居と歌は、真面目さの中にあるひょうきんさに、笑いを誘われました。
・スカットル(カモメ)役の丹下さんのコミカルなお芝居と歌声が印象的でした。
・グリムズビー(エリック王子の家令)役の田島さんの優しいたたずまいに、心が温かくなりました。
・フランダー(魚)役の平田さんの、ゆったりとした空気感も魅力的です。
・シェフ・ルイ(王宮料理人)役の杉浦さんのお芝居は、思わず笑ってしまう面白みがありました。
・男性アンサンブルの方々に、海の男の力強さを感じました。
・女性アンサンブルの方々は、アリエルの姉を演じられていますが、美しい歌声に魅了されました。
劇場・収容人数が多い劇場ながら、舞台がとても近く感じます。

全体の感想

海の王の娘である人魚と人間の王子の恋物語。海中世界と地上世界がともにコミカルに描かれています。
比較的シンプルな舞台セットながら、海の中の世界をうまく表現されていました。
アリエル役の木村さんの表現力豊かな歌声、巧みな表情変化に、心を揺さぶられました。
エリック役の大木さんの落ち着いた王子ぶり、深みのある歌声も堪能しました。
アースラ役の鈴木さんの迫力があるお芝居と力強い歌声、セバスチャン役の有賀さんの、真面目さの中にあるひょうきんさも印象的でした。
男性アンサンブルの方々の、海の男の力強さ、女性アンサンブルの方々の美しい歌声にも、魅了されました。
温かい気持ちになれる、お勧めの舞台です。

管理人 について

これまでに多くのジャンルの舞台を鑑賞し、気が付けば1,500公演を超え、多い年には250公演を鑑賞していました。現在では、演劇、ミュージカルから、オペラ、バレエ、そして、歌舞伎、文楽、能・狂言も鑑賞するようになりました。最近では、クラシック・コンサートにも興味を持ち、足を運び始めました。 研究や仕事の合間に舞台を鑑賞することにより、気分が一新され、より研究や仕事がはかどった気がします。時間を融通して劇場へ足を運ぶことにより、心豊かになりました。
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