2020/8/28 東宝「メイビー、ハッピー エンディング」 ~浦井さんの感情表現、花澤さんの広がりある声色、斉藤さんの存在感を堪能~

公演の概要

公演名東宝 メイビー、ハッピー エンディング
日時2020年8月28日(金) 18時30分開演
会場シアタークリエ
作・演出
(敬称略)
作:ウィル・アロンソン&ヒュー・パーク
翻訳・訳詞・演出:上田一豪
出演
(敬称略)
オリバー:浦井健治
クレア:花澤香菜
ジェームズ:斉藤慎二(ジャングルポケット)
上演時間(実際) 108分(休憩なし)

詳細は、公式サイトをご覧ください。

公演のおススメ度

おススメ度4 out of 5 stars
・近未来のロボット模様が、美しい歌声で彩られています。
・3人で演じられているとは思えないほどの広がりがあります。
初鑑賞での
おススメ度
4 out of 5 stars
・しっとりした感情が描かれている物語で、大掛かりなセットを楽しむというより、日常世界を楽しむ物語です。
・合唱を味わうというより、出演者一人ひとりの歌声を楽しむ印象です。
どんな人に
おススメ?
・浦井さんは最初から、花澤さんは途中から出ずっぱりですので、お二人のファンの方にはおススメです。
・斉藤さんの真直ぐに伝わってくるパワーを感じられます。

ポイントごとの感想

演目・近未来のロボットが抱く感情を、丁寧に描いた作品です。ロボットの人間らしさを感じ、ラストは切なくなりました。
団体・
キャスト
・オリバー役の浦井さんの、淡々とした行動の中での感情変化表現が見事でした。甘い歌声も堪能しました。
・クレア役の花澤さんは、声色表現が見事で、感情豊かに演じられていました。歌声からも情感があふれ、その世界に酔いしれました。
・ジェームズ役の斉藤さんは声量もあり、すっしりとした重みのある存在感を感じました。コミカルな表現もお手の物で、何度も笑いに誘われました。
劇場・舞台との一体感を楽しめる劇場ですが、後方ですと少し遠く感じます。

全体の感想

近未来のロボット模様が、美しい歌声で彩られています。3人で演じられていますが、そうは思えないほどの広がりを感じました。
オリバー役の浦井さんの、淡々とした行動の中での感情変化表現が見事でした。甘い歌声も堪能しました。
クレア役の花澤さんは、声色表現が見事で、感情豊かに演じられていました。歌声からも情感があふれ、その世界に酔いしれました。
ジェームズ役の斉藤さんは声量もあり、すっしりとした重みのある存在感を感じました。コミカルな表現もお手の物で、何度も笑いに誘われました。
感情のひだにふれる、お勧めの公演です。

管理人 について

これまでに多くのジャンルの舞台を鑑賞し、気が付けば1,500公演を超え、多い年には250公演を鑑賞していました。現在では、演劇、ミュージカルから、オペラ、バレエ、そして、歌舞伎、文楽、能・狂言も鑑賞するようになりました。最近では、クラシック・コンサートにも興味を持ち、足を運び始めました。 研究や仕事の合間に舞台を鑑賞することにより、気分が一新され、より研究や仕事がはかどった気がします。時間を融通して劇場へ足を運ぶことにより、心豊かになりました。
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