公演の概要
公演名 | バクステ! 3rd stage. |
日時 | 2020年8月6日(木) 19時開演 |
会場 | 赤坂RED/THEATER |
作・演出・ 振付 (敬称略) | 作:堤 泰之 脚色・演出:南鳩史之 |
出演 (敬称略) | 納谷 健 佐藤信長 阿部大地 高田 誠 小野寺ずる 糸原 舞 藤本かえで 難波なう 髙橋果鈴 瀬尾タクヤ 三上陽永 利根川 渡 笠原紳司 西ノ園達大 |
上演時間(実際) | 121分(休憩なし) |
詳細は、公式サイトをご覧ください。
公演のおススメ度
おススメ度 | ・舞台スタッフの皆さんの物語。ストーリーの面白さはもちろん、役者さんの迫力、エネルギーが体感できました。 |
初鑑賞での おススメ度 | ・華やかな夢を見せてくれる舞台ではありませんので、リアルを描いたお芝居好きの方におススメです。 |
どんな人に おススメ? | ・演劇好きな方におススメです。舞台の裏方の皆さんの姿を垣間見られます。 |
ポイントごとの感想
演目 | ・劇場のバックステージの人間模様が描かれています。 ・舞台裏のスタッフの皆さんの、それぞれの役割に対する責任感が強く伝わってきました。 |
団体・ キャスト | ・制作役の納谷さんの、淡々と仕事を進めているように見せながら内に思いを秘めている心持ちが、じんわりと伝わってきました。 ・役者・利根川役の利根川さんの、一本気な役者魂は、心に熱いものが響いてきました。 ・撮影役の佐藤さんの、空気を読めなさ、熱くなりやすさ、役者・豊役の阿部さんの、今どきの若者ぶりが、見事に表現されていました。 ・舞台監督役の西ノ園さんの、舞台にかける思い、美術役の笠原さんの、律義に舞台を作り上げる情熱に、力強さを感じました。 ・照明・我妻役の瀬尾さんの、がさつながら仕事熱心な技術者魂、梅木役の小野寺さんの、きちんとした仕事ぶりにも、魅力を感じました。 ・ヘアメイク・今田役の糸原さんの、周りをよく見ているお局ぶり、米田役の難波さんの弾けっぷり、が対照的で、面白かったです。 ・振付役の藤本さんの、ダンスから担当外の衣装までこなす舞台を愛する姿勢、舞台監督助手役の高田さんの、舞台を支える力も、印象的でした。 ・音響・中役の、三上さんの寡黙に仕事を進める姿、今尾役の髙橋さんの仕事のできなさ表現も、舞台にいい空気感を与えていました。 |
劇場 | ・こじんまりしていて、舞台上の世界にいるような気持ちになれる劇場です。 |
その他 | ・開演前の感染症予防対策のご説明をはじめ、舞台にかけられる皆さんの思いが伝わってきました。 |
全体の感想
劇場のバックステージの人間模様が描かれています。舞台裏のスタッフの皆さんの、役割に対する責任感が強く伝わってきました。
制作役の納谷さんの、淡々と仕事を進めているように見せながら内に思いを秘めている心持ち、役者・利根川役の利根川さんの、一本気な役者魂など、スタッフ一人一人に物語があることを、感じました。
舞台監督役の西ノ園さんと、美術役の笠原さんの、良い舞台を作るための意見対立も見所です。
ストーリーの面白さはもちろん、役者さんの迫力、エネルギーが体感できる、お勧めの舞台です。