公演の概要
公演名 | キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン「魔法の笛」 |
日時 | 2020年9月5日(土) 14時開演 |
会場 | かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール |
作曲・指揮 構成・振付 (敬称略) | 作曲:モーツァルト オペラ『魔笛』より 指揮:キハラ 良尚 構成:宮本 益光 振付:成平 有子 |
出演 (敬称略) | ザラストロ:伊藤 純 タミーノ:望月 哲也 夜の女王:針生 美智子 パミーナ:文屋 小百合 侍女I:増田 のり子 侍女II:小泉 詠子 侍女III:中島 郁子 パパゲーノ:宮本 益光 パパゲーナ:鵜木 絵里 モノスタトス:伊藤 達人 魔法の笛:上野 由恵 魔法の鈴:作本 美月 童子I:横森 由衣 童子II:松原 典子 童子III:加藤 麻子 ナレーション:長谷川 初範 |
上演時間(実際) | 第1幕 48分(休憩 22分)第2幕 56分 合計 126分 |
詳細は、公式サイトをご覧ください。
公演のおススメ度
おススメ度 | ・オペラ「魔笛」の名場面が、ナレーションやダンス付きで分かりやすく構成されています。 ・美しいメロディーに乗せた歌声を堪能することができます。 |
初鑑賞での おススメ度 | ・舞台全体を使うオペラというよりも、歌声を中心に楽しむような構成です。 ・名作の抜粋であり、オペラ全幕とは違った趣きがあります。 |
どんな人に おススメ? | ・オペラの作品に気軽に触れてみたい方におススメします。 ・ストーリーを分かりやすく伝えるナレーションやダンスがあり、趣向の楽しさを味わいたい方にもおススメです。 |
ポイントごとの感想
演目 | ・魔法の笛を手に入れた王子が姫を助けに行く物語ではありますが、楽しさを重視した様々な趣向が凝らされており、ストーリーを意識しなくても場面場面を楽しむことができます。 |
団体・ キャスト | ・パパゲーノ役の宮本さんのコミカルなお芝居、響き渡る歌声に魅了されました。 ・モノスタトス役の伊藤さんの存在感、迫力ある歌声にも、心惹かれました。 ・パミーナ役の文屋さんの、美しく広がりのある歌声は、とても耳心地がよかったです。 ・パパゲーナ役の鵜木さんの、台詞表現の巧みさには、目を見張るものがありました。 ・夜の女王役の針生さんの超絶技巧には、驚かされました。 ・魔法の鈴役の作本さんの変幻自在なダンス、気だるさを表現は見事でした。 ・魔法の笛(フルート)を演奏された上野さんの音色には、心振るわされました。 ・ザラストロ役の伊藤さんの落ち着きある表現、タミーノ役の望月さんの若さを感じさせる歌声も堪能しました。 ・長谷川さんのナレーションが、舞台に深みを与えていました。 ・キハラさん指揮のオーケストラ演奏も見事で、舞台空間を彩っていました。 |
劇場 | ・少し広めの劇場ですので、出演者を観るには前方、全体を観るには少し後方をお勧めします。 |
その他 | ・字幕表示があり、外国語上演でも内容を理解しながら鑑賞できます。 |
全体の感想
オペラ「魔笛」の名場面が、ナレーションやダンス付きで分かりやすく構成されており、美しいメロディーに乗せた歌声を堪能することができます。
パパゲーノ役の宮本さんのコミカルなお芝居、響き渡る歌声、モノスタトス役の伊藤さんの存在感、迫力ある歌声に、魅了されました。
パミーナ役の文屋さんの美しく広がりのある歌声、パパゲーナ役の鵜木さんの台詞表現の巧みさ、夜の女王役の針生さんの超絶技巧には、目を見張るものがありました。
魔法の鈴役の作本さんの変幻自在なダンス、気だるさを表現したお芝居、魔法の笛(フルート)を演奏された上野さんの音色には、心振るわされました。
ザラストロ役の伊藤さんの落ち着きある表現、タミーノ役の望月さんの若さを感じさせる歌声も堪能しました。
長谷川さんのナレーションが、舞台に深みを与えており、キハラさん指揮のオーケストラ演奏も見事で、舞台空間を彩っていました。
オペラ作品を気軽に楽しめる、お勧めの公演です。